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西武ライオンズの多和田投手を襲った自律神経失調症とは?リハビリで治るもの? 

西武ライオンズの多和田投手を襲った自律神経失調症とは?リハビリで治るもの? 

西武ライオンズに所属している多和田投手と言えば、2018年シーズンで最多勝のタイトルを勝ち取った有望選手なのですが、先日「自律神経失調症」であると発表されました。この自律神経失調症とはどんな病気なのでしょうか?リハビリでどうにかなるものなのでしょうか?この記事で紹介していきます。 

自律神経ってなに? 

自律神経というものは体の機能を無意識のうちに調整してくれる神経のことを自律神経と言います。自律神経には2種類あり、車で言う所のアクセルの役割を果たす交感神経と、ブレーキの役割を果たす副交感神経があります。これらの神経がお互いに作用し合うことで血圧や体温、汗や食べ物の消化、といった人間の活動をコントロールしてくれます。 

例えば運動をする時には体は動かないといけないため、アクセルを踏んでエンジンをしっかりと吹かさなければいけません。そのため、運動の際には交感神経が働く、つまりアクセルを踏むことで体の体温が上がり、血圧が高くなることで血流も良くなり、体が動く準備ができます。 

逆に体を休める時には目一杯ブレーキをかけます。副交感神経が働くこと、つまりブレーキを踏むことで血圧が下がり、体の働きが鈍くなることでゆっくりと体を休めることができます。こういった形で体の状態をコントロールしてくれるものが自律神経です。 

自律神経失調症ってどんな病気? 

では自律神経失調症とはどんな病気でしょうか?失調とは調子を失うと書き、機能を失う、または機能の働きが悪くなるということです。つまり、自律神経の機能が悪くなってしまうという病気です。 

先ほどの項で自律神経とは無意識のうちに体の状態を保ってくれる神経であると説明しました。この自律神経の働きが悪くなるということは、体のアクセルとブレーキのバランスが乱れるということです。アクセルをかけるべきところでアクセルがかからず、逆にブレーキをかけるべきところでアクセルがかかってしまうといった形になります。 

自律神経失調症が野球にどんな影響を及ぼすの? 

自律神経失調症ではアクセルとブレーキのバランスが乱れてしまいます。野球をする時には交感神経が優位になって体のアクセルがかからないといけませんが、自律神経失調症ではアクセルがかからないために体のパフォーマンスが上がりません。交感神経が働かないため血流が上がらず、筋肉への栄養供給がうまくいかないことや運動神経の働きが鈍ってしまうことが理由として挙げられます。 

また、野球選手はシーズン中体を休めることも重要です。しかし、自律神経失調症になるとブレーキのかかりが悪くなるため眠れなくなってしまう、または睡眠の質が下がってしまうことが多々あります。そうなると疲れが抜けないために常に疲労感が付きまとい、パフォーマンスが下がってしまいます。今シーズンの多和田投手も2018年と比較すると軒並み成績が落ちてしまっていました。これは自律神経失調症の影響でパフォーマンスが上がらなかったのではないかと推測されます。 

どうして自律神経失調症になるの? 

自律神経失調症の大きな原因と言われるのが生活習慣の乱れ、またストレスであると言われています。自律神経を調整していく上で重要なことが体内時計で、体内時計に合わせて人間の自律神経は活動していきます。しかし、生活習慣が乱れる、例えば食事や睡眠時間が毎日ずれてしまうとこの体内時計も狂ってしまいます。体内時計の狂いはそのまま自律神経にもモロに影響してしまい、体がアクセルとブレーキのタイミングを見失ってしまいます。そうなると自律神経の乱れにつながり、自律神経失調症となります。 

また、ストレスがかかると人間は交感神経が強く働きます。敵から逃げるためにアクセルを踏むことで体の動きを高め、ストレスという敵から逃げやすくするためです。しかしストレスに長期間晒されると交感神経が優位になりすぎて、ブレーキがかからなくなってしまいます。結果アクセルとブレーキのバランスが崩れてしまい、自律神経失調症につながりやすくなります。 

自律神経失調症に対してのリハビリがどんなことをするの? 

自律神経失調症に対してのリハビリでは、ゆっくりとした運動で汗をしっかりとかくことを中心に行い、有酸素運動をしっかりと行うことで深呼吸を促します。呼吸は自律神経の活動を促し、また汗も自律神経によってコントロールされていますので有酸素運動を行うことで自律神経の活動を活性化させることができます。特に呼吸では吸うと交感神経、吐くと副交感神経が働きます。つまり呼吸をするだけで自律神経の2つとも活性化されるので、有酸素運動でしっかりと深呼吸をしていけば自律神経の乱れも整いやすくなります。さらに、有酸素運動にはストレスホルモン(コルチゾールというホルモン)をなくす働きもあり、逆に幸せホルモンと言われるセロトニンの分泌を促す働きもあります。ストレスによって自律神経が乱れている人にも有効な手段です。 

また、有酸素運動以外にも背骨のストレッチをしっかりと行います。背骨には自律神経の中枢があり、背骨が硬くなることで自律神経の働きに悪影響となる場合があります。そのため、背骨のストレッチをしていくことで自律神経が整いやすくなるのです。単純なストレッチだけでなくヨガのような形で呼吸を意識しながら体全体の柔軟性を促す体操も有効です。 

まとめ 

自律神経失調症は現代日本人にとってかなり身近な病気の一つです。多和田投手だけでなく、ストレスを感じているサラリーマンが発症する可能性もあります。重要なことは適度な運動と生活習慣を整えていくことです。この記事を読んだ皆さん、ぜひ少しずつ生活習慣を整えて適度な運動をしていきましょう。 

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