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【ガキ使】佐野史郎の第3腰椎骨折!骨折の原因とリハビリの方法とは?

佐野史郎の第3腰椎骨折!骨折の原因とリハビリの方法とは?

年末のガキ使収録時に、第3腰椎を骨折した佐野史郎。

今回の怪我について、現役理学療法士の目線で、徹底解析をしていきたいと思います。

そもそも怪我をする程の出来事とは何が起きたのでしょうか?

『液体窒素を入れたペットボトルが破裂する力で空中に数センチ浮く、という企画に挑戦していた後、腰に痛みを訴えた。すぐに病院で診察を受け、第三腰椎骨折と診断されたという』ネットニュースより引用

ふむふむ…さすがガキ使。

やる事が相変わらず規格外ですね。

怪我の原因

本来、腰椎骨折は骨粗鬆症を持っている高齢者にとても多い骨折で、尻もちをついた際に背骨に衝撃が加わり骨折します。

成人だと建築関係の仕事で、高所から転落した際などに良く起こる怪我です。

それら2つを踏まえると…おそらくペットボトルが破裂した衝撃は、高所から転落したレベルの衝撃があったと考えられます。

そう考えると、ペットボトルの破壊力は凄まじいですね。絶対マネをしない方がいいでしょう。

どんな症状が起きるのか

一般的には骨折した部位の痛みが主な症状です。まれに骨折した背骨が神経を圧迫または傷つけ、痺れなどが生じます。

背骨は何番目かによって痺れる場所が決まっており、第3腰椎だと、太ももの前から内ももにかけてが痺れます。ニュースを見る限り痺れの話はしていなかったので、軽傷で済んでいるのだと思います。

治療方法

病院にもよりますが、基本的には手術をする事は少なく、保存療法と言われる自然に治す方法をとります。その場合、重度であれば硬性コルセット(普通のコルセットをガチガチに硬くしたもの)を姿勢に合わせ特注し、着けておくよう指導されます。

だいたいの目安として、1~3ヶ月寝る間も着けておくように言われます。

『2ヶ月間は安静にするように医者から言われた』と記事にある事から、おそらく今頃は佐野さんもコルセットを特注して着けているはずです。

その後、レントゲン検査を定期的に行い、骨がくっていている事が確認できれば晴れてコルセットから卒業となります。

現場復帰はできるか?

先に結果からお伝えすると、現場復帰はできる可能性が高いです。

そもそも腰椎骨折は高齢者の方でも入院する事なく、コルセットだけを巻いて自宅に帰る、といったぐらいの軽度な怪我に分類されます。

ただ、だからといって甘く見ていると困った事になります。

まず第1に、コルセットの着用期間を守らない方がとても多いです。

今回のように、医者から2ヶ月コルセットを着用するように言われていても、2~3週間あれば痛みは徐々に引いてきます。

コルセットを外しても我慢できる程度の痛みになると、骨折が治ったと思います今まで通りの生活をやり始める方が多く、人によっては病院にも行かない方もいます。

そうすると、どうなるか?

折れた骨がちゃんとくっついていないまま動くと、痛みが治らない事はもちろん。1番困るのが、骨がずれてくっついてしまい姿勢が歪む事です。

巷では“姿勢矯正”といった宣伝をよく見かけると思いますが、“姿勢矯正”でもずれてくっついた骨を治す事は出来ません。

そのため、治癒過程の間で無理をしてしまうと腰が痛い、腰が曲がったままになるといった外見にまで支障をきたしてしまいます。

佐野さんも、テレビでの仕事が多いため外見が変わる事で、仕事が減らないよう治療に専念してもらいたいものですね。

佐野さんのリハビリ

ここからは私が実際に佐野さんを担当するとしたら、こんな治療をするという一例を紹介します。

怪我をした直後~1週間

この時期は骨がくっついていないため、動く際に骨に負担をかけない事が重要になってきます。

そのためまず行うのは、腰を曲げたり、腰を捻ったりしないような動作を習得して頂きます。

例えば、下の物を拾うきときに膝を曲げずに取ろうとすると、腰を曲げないといけません。

その場合は、膝を床につきしゃがんで拾うよう指導をします。もしくは、マジックハンドを購入してもらい、それで物を拾ってもらいます。

その他は、洗濯物を干す高いものを取るタンスから洋服を取るなどの際に負担が掛からないように気をつけます。

もう一点は、コルセットを必ず着用する事です。

上述したように、痛みがましになってくるにつれてコルセットを外す方が非常に多いです。

これは佐野さんが文句を言ったとしても、必ず着けて頂きます。松本人志さんを連れてきて、説得されても必ずです(後でサインは貰います)

例外として、入浴の際には外す形になりますが、浴槽に浸かるのではなくシャワー浴をして頂きます。

コルセットを付けているとずっと着けていないといけなくなる?

そう話されて着用しない方もいます。これは正解であり間違いでもあります。

確かに重度の骨折の場合、腰痛が完全に治りきらないため、常にコルセットを着けていないと生活に支障をきたす方もいます。

そうならないためにはどうしたらいいか…?

それがリハビリです。

腰痛が完治しない原因の多くが姿勢の歪みからくるものです。

コルセットで骨が動かないように固定していると、体幹周りの筋肉を動かす事が出来ないため、筋力が低下→筋力が低下すると、背骨を支える力が少なくなる→姿勢の歪みができる

上記のプロセスで姿勢の歪みが出現します。

そのため、怪我をした直後から体幹周りの筋肉を鍛える事がとても重要になります。

おわりに

佐野史郎さんにお伝えできるなら、コルセットを必ず着けて、体幹トレーニングをすれば、現場復帰も問題ないと言う事です。

ぜひとも芸能関係者の方に、この記事が届いて欲しいものです。

 

(参考文献)

標準整形外科学:達野勝彦

基礎運動学:中村光一

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