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野村克也さんを襲った虚血性心不全とは?リハビリは効果あるのか 

先日、プロ野球を長年支え続けた野村克也さんが虚血性心不全で亡くなりました。

この虚血性心不全とはどういった病気なのでしょうか?また、リハビリによる効果はあるのでしょうか?どういった病気なのかを含めて、紹介していきます。 

 

虚血性心不全とは? 

虚血とは、血液が通っていないことを意味します。

つまり、虚血性心不全とは血液が心臓に行き届かないことで心臓が本来の働きをできない(不全状態)となるという病気です。心筋梗塞や狭心症といえば馴染みがあるかもしれませんが、この2つを合わせて虚血性心不全と呼びます。

 

どうして虚血性心不全になるの? 

多くは動脈硬化や血栓が原因になります。特に動脈硬化によって血流が悪くなると、それによって血管が詰まりやすくなります。血管が詰まることで狭心症や、詰まった先の心筋が死んでしまう心筋梗塞といった疾患が引き起こされます。

 

虚血性心不全の症状は? 

虚血性心不全が発症すると、まずムナ付近に痛みを感じるようになります。

その痛みの程度は様々で、重度のものであればかなりの苦しみになりますが、なんか痛いなぁ〜程度で済む場合もあります。 

 

狭心症であれば、胸の痛みが数10秒〜数分続きますが、安静にしていれば治る可能性が高いです。

しかし、心筋梗塞であれば胸が締め付けられる痛みが長く続き、顔面も蒼白になることがあります。

虚血性のショックで血圧も下がり、不整脈が出るなど重篤な症状になる年に至る可能性があります。安静にしても動けない場合には、迷わず119番で救急車を呼びましょう。 

 

虚血性心不全になりやすい人の特徴は? 

虚血性心不全はどんな人でも起こりうる病気です。

 

その中でも、特に生活習慣病を抱えていらっしゃる方は注意が必要といえます。

例えば、高血圧であれば、血圧が高いために常に血管がピンと張り詰めた状態になります。輪ゴムなんかもそうですが、ずっと続いて使用しているともろく硬くなります。血管にも同様の症状が起き、動脈硬化につながります。これが虚血性心疾患の原因となります。 

 

高脂血症でも同様に、血流が悪くなることでの動脈硬化や糖尿病の方の食後の高血糖が動脈硬化につながるとも言われています。これらの生活習慣病を含め、喫煙や食生活といった普段の生活の乱れが虚血性心不全の危険因子になります。 

 

虚血性心不全は予防できるの? 

虚血性心不全は、結論から言えば予防することのできる病気です。上述した通り、虚血性心不全はほとんどの場合、生活習慣が乱れた大人に生じる病気になります。

つまり、乱れた生活習慣を正せば十分な予防効果が得られる可能性があります。 

 

お酒や喫煙も完全に立つことができれば望ましいですが、可能であれば毎日でなく限りなく0に近づけるような努力をしたり、食事にしても3食以上・感触を取らず栄養バランスを考えた食事をしたりなど、まずは生活習慣を整えることで十分に予防効果が得られます。 

また、ストレスを溜めないようにすることも必要です。

ストレスは体を興奮状態にし、心拍数を高めるような形になります。心拍数が高まることで心臓への過度な負担となり、それが虚血性心不全につながる可能性も0ではありません。ストレスをしっかりと発散しつつ、睡眠時間を確保して疲労をためないようにしましょう。そうすることでストレスによる虚血性心不全は予防しやすいです。 

 

虚血性心不全に対するリハビリは? 

では、リハビリで虚血性心不全に対して治療することはできるのでしょうか?結論から言えば可能です。 

運動療法は心不全に対する治療としてエビデンスレベルAという、非常に高いレベルで推奨されている治療です。

効果としては運動に耐えられる能力の向上、心拍数の減少により心不全での死亡リスクが下がること、血液の粘性の低下によって血栓ができにくくなるといった効果が期待できます。 

 

また、虚血性心不全では生活習慣病が大きく影響するのですが、生活習慣病に対しても運動療法は強く推奨されているリハビリ内容です。

高血圧の場合、血圧を下げる働きが期待できますし、高脂血症であれば血中のコレステロール値の減少、糖尿病ではインスリン感受性の向上による血糖値の軽減といった効果が期待できます。つまりこれらの病気の改善を図ることで2次的に動脈硬化のリスクを下げることになります。 

 

負荷量としては最大心拍数の55〜85%程度、運動をしてみて少しきついかなくらいにとどめておくことが重要です。

可能であれば週3回以上、1回30分〜50分ほどの運動療法が望ましいと言われています。 

 

また、最近では運動療法にレジスタンストレーニング、つまり筋トレを取り入れることも推奨されています。

以前はレジスタンストレーニングは血圧の上昇につながるため、心不全患者には適切でないとされていました。しかし、運動に耐えるだけの能力のためには筋肉は不可欠です。 

 

そこで、心不全患者の場合は低強度での筋トレは心不全に悪影響なく筋肉をつけられる方法として注目されています。

1回で挙げられる限界の重さに対して、20〜40%の軽い重りで10回程度反復するくらいがちょうど良いとされています。週3回程度から、無理なく進めていくことが重要です。 

 

まとめ 

今回野村監督を襲った虚血性心不全に対してまとめました。

虚血性心不全は誰にでも起こり得る怖い病気ですが、運動によって予防することは十分に可能です。コオ記事を読んだ方は是非参考にしていただいて、少しずつ運動を始めてください。 

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